「おまえら、最低だな。大人数で一人をイジメるなんて。」


怖くてしゃがみ込んでいる私の前で、壁のように立って守ってくれた男の子。


「‥助けてくれて、ありがとう。」


私がお礼を言うと、その子はニカッと笑って言った。


「その代わり、おまえは今日から俺に”絶対服従“だから。」