…。




この沈黙。キツイ…





だが、以外にも沈黙を破ったのは音羽だった。



「ねぇ、何であたしにはいつも意地悪ばっかするの?…」





好きだから…?
好きな女をいじめてしまうもんなんだよ男って。




でも、そんな事いえねぇ…



いや?




チャンスか?これは。



「好きだから?」




俺はこれ以上ないってくらいの笑顔で言った。




いや、言ってしまった。



なんか我慢できなくなった…