アナタが居なくなってから泪が枯れて無くなるんじゃないかって思う程泣いたんだよ。


ううん。泣いたんじゃなくて思い出す度、自然に泪が溢れてきたんだ


こんな別れを味わうならアナタと出会わない方が良かったの?


これからアタシはどうやって生きて行けばいいんだろう…。


自分がこんなにも弱い人間なんて知らなかったよ


アナタがアタシに遺してくれた物それは小さな希望


きっと泣いてばかり居るアタシを見てアナタが“生きろ”と伝えたくて、小さな希望を与えてくれたんだね


アナタの事を忘れる事も思い出にする事もまだ出来ないけど、最期にアナタが遺してくれた希望を宿しアタシは歩いていくよ


そして何時の日かアナタ以外の人を愛した時には、迷わずアタシの元に戻って来てね

今度はアタシがアナタに新しい命をプレゼントするよ


その日までアタシはアナタが遺してくれた希望と生きて行くから。