恋愛オータム

お前は秋を生き、俺は冬を生きる。

俺達は唯一無二の対なのに、どうして傍にいられないのだろう。


世界は秋。

鮮やかに、秋。


どんなに近くにいても、けして傍にいないお前。

それでも俺はお前を想う。

ただひたすらに、お前を想う。


『想うはお前一人』


季節は秋。

鮮やかに、秋。

愛しいお前は
土の上。


今度生まれ変わるなら人になりたい。

お前は花じゃなく、俺は葉じゃなく。

同じ季節に生きる事ができる。


めぐり逢ったら、
名を呼ぼう。

お前の名だけを、
俺は呼ぼう。


触れられなかったぶんまで触れて、繋がれなかった部分を絡めて、

そしてもう

もう二度と



二度とお前を

離さない。