私は秋を生き、貴方は冬を生きる。

私達は唯一無二の対なのに、どうして傍にいられないのだろう。

世界は秋。

鮮やかに、秋。

どんなに近くにいても、けして傍にいない貴方。

それでも私は貴方を想う。

ただひたすらに、貴方を想う。


『想うは貴方一人』


季節は秋。

鮮やかに、秋。



愛しい貴方は


土の下。




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