なぜかあまり納得しない狸翠。 やがて彼はため息をつくと、再びうちわで扇ぎ出した。 「こんなガキが捜査に参加されるのは癪だが……まぁ、しょうがない」 「だからガキじゃないですよ」 紘哉の文句を受け流し、狸翠は話を進める。 紘哉も口を閉じた。 「取り敢えず、春野さんから事情は聞いた。 5時くらいにポストを確認したところ、手紙が入ってたらしい」 「知ってますよ。そんな事」