「ガキじゃありません。これでも高校生ですよ」 ムスッとしながら紘哉が反論する。 しかし、狸翠は彼を訝しげに見るだけだった。 「だったら探偵じゃないな」 「探偵じゃ無いけど助手です」 「はい?」 意味が分からないと言った顔で首をかしげる。 すると、芳樹が助け船を出してきた。 「彼は私の助手です。夏休みの間だけ来てもらってるんですよ」 「なるほどねぇ」