部屋がしんと静まる。 少しすると、バタバタドテッと走る音が聞こえてきた。 ガチャとドアが開き、平然を装う芳樹。 「どうしました?」 しかし肩で息をしており、腰のあたりをさすっている。 どうやら途中で転んだらしい。 男はデスクに近寄ると、バンとデスクを叩いた。 「大変なんだよ!地球が爆発するくらい大変な事が起きた!」 「取り敢えず、落ち着いてください。地球は爆発しません」