紘哉の制止も聞かず、芳樹は彼の腕を引っ張った。 よろけて机に手をつく紘哉。 「まず服装!ビシッとする!」 「ビシッとって言われても……」 「ネクタイは?」 「持ってきてるけど……」 「だったら締める!一応、接客業なんだから」 「依頼人来てないけどな」 人の話を聞かない上に、どんどん話を進めていく。 厄介なことこの上ない。