こちらミクモ探偵事務所3


「バカ言え!ホモなわけあるか!俺だって健全な男子高校生だ。そのくらいの事――」

言葉を言い終わらない内に、今度は紘哉の後頭部に強い衝撃が走る。
彼は頭を押さえ、その場にうずくまった。

「――アンタら!夏休みだからって頭湧いてるんじゃないの?」

二人の頭上に降ってくる女子の声。
二人は顔を女子の方に向けた。

「今年は受験だよ?そんな事言ってる暇があったら、英単語の一つくらい覚えなさい!」