「紘哉さん、あんまり変なこと言わない方がいいよ。 紘哉さんの勘って結構当たるから」 羽兎が少し顔を歪める。 そんな羽兎を見て、紘哉はフッと笑った。 「まあな。おじさんの何かを受け継いでいるのかもしれない」 「そうかもね!性格以外は」 「うるせぇよ」 外は徐々に暗くなってきている。 街中の街灯がポツポツと点き始めていた。 やがて、三雲探偵事務所から一人の少女が飛び出した。 チョコーヒーを買いに、彼女は信号を渡っていった。 【完】