徐々に動揺の色が見え始める。 紘哉は確信したように話を続ける。 「どうやらおじさんは黒蜜会を追っていたらしい。 秘密を知られたらやっていけない。手遅れになる前に手を打たなければ。 そこで、夏紀の誘拐も兼ねておじさんをおびきだして殺した」 「……」 「違うのか?」 「……」 冬也はふうっと長く息を吐き出した。 そして、紘哉を見据える。