外は晴天だ。 これなら芳樹も何の障害もなく、上へ行けるだろう。 紘哉は外へ出て、空を仰いだ。 その時。 「――こんにちは」 後ろから聞こえてくる低めの声。 彼は振り返る。 「いい天気だね。これなら君のおじさんも、いい気分で成仏できそうだ」 葬式に来ているとは思えないほどの楽しそうな声。 思わず紘哉の眉間にシワが寄る。