* 無音。 白い部屋。 窓はない。 少し薄暗く、少し寒い。 そんな中、ポツンと佇む紘哉。 彼は、膨れ上がった台に掛かっている白い布をめくった。 「……」 白い顔で眠る芳樹。 表情は何故か、安らかに見えた。 「……おじさん……」 不思議と涙は出てこない。 思った以上に冷静にいられる自分が少し怖くなる。