しかし、彼は何かを思い出したようにすぐに口を開いた。 「お前さ、夏休みどうすんの?」 「……は?」 「だから夏休みの予定!暇だったら遊ばない?」 「受験生が言う言葉か」 「当たり前だろ?」 紘哉が呆れながら言うと、恵一は軽く笑った。 紘哉は無言で恵一の頭をひっぱたく。 「忙しいから無理だ。部活もフットサルも出ないつもりでいる」