* 「夏紀!!」 警察署に戻った瞬間、席に座っていた雄太郎が勢いよく立ち上がった。 そして、ギュッと娘を抱き締める。 「お父さん……」 「生きててよかった……!」 身体中に青アザがあり、とっても無事とは言えない。 もう一日遅れていたら、死んでいたかもしれない。 「……お母さんは?」 「お母さんは病院にいる。夏紀が心配で倒れた」