「私は日直じゃなかったから家にいた。一応謝ろうと思って、ケーキまで買ってきた」 「いいお姉さんですね」 「……本当にそう思ってる?」 「もちろん」 フッと笑い、目を細める紘哉。 そして彼は悠里の輪郭から首筋にかけてを人差し指でなぞる。 縮こまる悠里。 すると彼女はとんでもない事を口走った。 「……黒蜜会って知ってる?」