こちらミクモ探偵事務所3


「夏紀……私はあの子が嫌い。いつもいい子ぶってて、誰からも好かれて。
派手になっても、誰も何も言わない。ただ彼女が妬ましかった」

「なるほど……」

よくある話と言えばよくある話だ。
彼は悠里の長い髪を弄ぶ。

「喧嘩とか無かったんですか?」

「喧嘩ねぇ……一昨日したよ。夏紀は怒りながら補習へ行った」

「先生は?」