「厄介だ……」 狸翠は小さく呟いた。 紘哉も同意するように頷く。 「昨日おじさんが色々と大切な物を俺に渡してきた。 ……フラグだったのかも知れないな」 「え?何?電気プラグ?」 「……ワザと言ってるだろ」 「いやいや、本気。『本気』と書いて『マジ』と読むから」 「今いらない。そう言うのいらない」 「それで、電気プラグがどうかしたのか?」 「……もういいです」