こちらミクモ探偵事務所3


「俺ですか?」

「アナタ以外に誰がいるって言うの?」

悠里が楽しそうに笑う。
この状況で笑えるなんて、相当な強者しかいない。

「高校何年生?」

「3年です」

「受験生なのに大変ね」

「まぁ……はい」

くだらない世間話。
雄太郎が咎めるような目で悠里を見る。

「今はそんな事言ってる場合じゃ無いでしょ」