こちらミクモ探偵事務所3


「何でだよ?」

「恐らく、犯人の目的は身代金じゃない。もっと別のものだ」

「だったら何だって言うんだ?」

「それは――」

息を吸い、言葉を発しようとしたその時。

「こら!そこ!二人でコソコソ何をしてる!」

狸ジジイに邪魔された。
紘哉は、あからさまに嫌な顔をして舌打ちをする。

「何ですか?何か悪いことでもしましたか?」