「それで、あなた達の家だけど どうすればイイ? 」


「あ~、オレはさっき電話したっけ 郵便で送るって言われたから イイよ~」


「僕も!!」


「んじゃ、俺もそうしてもらうか」


「んじゃ、あんた達はOKね。2人は?」


「僕もそうしてもらう。悠弥は?」


「ん~、俺もあとで 送ってもらうか」




「あのさ、2つ聞きたいことがあるんだけど、イイ?」


「なになに?」


「あのさ、うちで住み込みするの 親、何も言わないの?」


「なにを言いだすかとおもったら、そんなことか~」


「そんなことって…あのねぇ…」


「何も言わなかったよ。理事長が僕意外の家族に もう言ってたみたいだったし。みんなも 同じっぽいし☆」


「…まあ、分かった。そして本題なんだけど、あんた達、だれ?」


「…お前、今頃か?」

「今頃って、だって 誰も自己紹介しないし 初対面だから 知ってるわけないじゃん」



「まあ、そうだけどよ…」