俺、一応男ですが?

「そういう問題じゃねぇ…」

俺は疲れ果てながら焔に言う。焔はとても楽しそうだ。この野郎、人の反応を楽しみやがって。


「で、幼馴染ちゃんとは…本当に何もなかったの?」

「ねぇよ」

「えー…最後にあったのいつだよー。まさか、一か月前とか言わないよなー?」

ツンツンと俺の頭をつつきながら、顔のにやけを少し解いた焔。

最後にあったの…か。



「朝」



「やっぱり手ぇ出してるじゃん」

「だしてねぇ」

「男女が朝まで一緒にいてすることと言えばひとつでしょ? ねぇ、どうだった?」

焔は俺が答えた途端、顔のにやつきを悪化させ、面白そうに聞いて来る。うざい。どうもしないっての。一晩一緒にいたわけじゃねぇし。