俺、一応男ですが?

「バレた?」

おどけた感じに額に手をコツンと当てる焔。

全然可愛くねぇよ…!!

「そのせいで俺は………」

「……」

ニヤニヤと厭らしく笑う焔。うざい。

「奏の友達に変態として紹介されるところだったよ」

「何があったの?」

「奏に見つかったんだよ!!」

「わかった…」

焔が少し悩むように顎に手を当ててうつむいた。

そして、数秒後…。



「今度は翔真の趣味に合う本を持って行って…おいていくね!!!」





何だろう。少し…奏とこいつが似ている気がする。