俺、一応男ですが?



「知らん!! とりあえず、もうすぐ暗くなるから!! 危ないから!!」

「まっとうな理由が返って来て驚いてます。それも本心でしょうね。おめでとうございます。あたりですよ。なのでここを通してあげます」

瀬野さんがあっさりと道を開ける。

どうしよう、せっかく道を開けておいてもらってなんだけど…嫌な予感しかしない上にちょっとイラっとした。

とりあえず、通してもらえるらしので通ろう。


俺は瀬野さんの横を通り過ぎ、その先にある公園へ向かった。



…いや、向かおうとした。



「じゃじゃーん、大二軍でーす」




目の前には焔がいて通れなかった。



「大二軍ちっかいな!!」


まだ一歩くらいしか歩いてないぞ!? なんでこんな近いところに二軍配置してんの!? アホなの!?

焔はエッヘンと言わんばかりに胸をはてそこに立っていた。