「…なんだよ」
俺の部屋で、俺をずっと見てくる焔に、睨みながら言葉をはく。
焔は少しニヤニヤしながら口を開いた。
「いやぁ…………ヘタレだなぁ…と」
「黙れ。そして永眠しろ。二度と目覚めるな」
「あぁぁぁあ!! ちょ…痛い!!」
俺は軽く焔にアイアンクローをかましながら、奏のことを考える。
うーん…。
『両想いですよ』
黙れ。俺脳みそ。
こういうとき、なぜ都合よくあの言葉が頭の中でリピートされるのだろう。
「間違ってないと思うけどね」
「……」
「顔に出てるよ…ぉぉぅぁぁぁああ!!」
手に力をさらに込め、焔を軽く殺しにかかる。
ははは。そんなことあるわけないじゃないか。何を言っているんだこいつは。そんなこと言ってるとこのまま俺の手がお前の頭蓋を割ってしまうぞ。ははは。

