「だめぇ?」
「だめ」
「なんでぇ? 昔は一緒に寝たじゃん」
昔はな!!! って、おい、そこの入口でニヤついてる二人!! ニヤつくな!! 助けろ!! 絶対に、あした言いふらすつもりだろ!!
「…昔は…もっと近かったのに…」
「何が?」
学校が? たしかに、小学校はすごく近かったな。
「なのに…なんで」
ギチギチギチ…
少し下の部分からありえない音が聞こえるのは気のせいだと思いたい。
「ぅぁぁぁああ!!?」
「なんで…なんで…なんでなんで!?」
壊れたように同じ言葉を繰り返す奏。
まって!! 声が大きくなると同時に俺の腰がものすごい力で締め付けられてる!! 苦しい!!
「これが…世に言うヤンデレ…」
「壮絶ですね…!」
だから、助けろっていってんだろうがぁぁ!!!

