「で? どうしてあんな行動とったの?」 なるべく優しく尋ねる。 リビングの机に向かい合って座る奏と俺。かなでは相変わらず下を向いている。 服を着ろと言うと、すんなり服は着てくれた。最初から一緒に風呂に入る気がなかったのか、それとも諦めていたのか。まぁ、どっちでもいい。俺も服切れたし。理性が崩壊することはなくなった。 多分。 「…だって…最近の翔真」 「ん? やっぱり俺なの?」 奏はぼそりとつぶやく。 肩に力が入っているのが見てわかった。