俺、一応男ですが?


「流しっ子しよう?」

「お断りします!!!!!」

「恥ずかしがらなくても」

「恥ずかしいから!! ものすごく!! お前わかってる!?」

「なにを?」

相変わらず俺の腕を掴んだままの奏に問いかけると、カナデがきょとんと聞き返してくる。

っていうか力強いなおい!! おれ、全力で逃げてるんだけど!?

「俺大学生!! お前高校生!!!」

「そうだね」

「…え? それだけ?」

反応それだけ?

「だからね…あの…そういう過ちが…ね? あるかもしれないじゃないか?」

「…が?」

へ? わっつ!? 反応薄くね!?


「したいならすればいいよ!!!」

「何があったの!?」

やけくそじみた叫びを上げる奏。

ほんと、何があったの!?


「…だって…だって…」