もう、怖がらせることはしない。 奏にそう、誓ってしまったのを俺は既に後悔し始めていた。 俺は多分、奏を女として見ている。まだ妹としても見ているところもあるだろうが、それでも確実に女として見始めている。 これは困った。 この細い体を抱きしめるだけで動悸が止まらないほど、こいつを女として見始めているのにこの誓があっては俺は奏にキスするのもできないかもしれない。 奏を怖がらせることがあったとしても自分の女にするか、奏を怖がらせずに妹として接していくか。 俺はどちらを選べばいいのだろう。