「よっしゃぁぁ!! 翔真の生着替えゲット!!」
なぜそんなに喜ぶのだろう。
「よかったね。ちなみに、アイス食べてる翔真の写真いる?」
「もちろん」
普通、こういう会話は本人のいないところですると思うんだ。
俺は笑顔で画像を送り合っている二人の様子を見守る。というより、諦めて眺めていた。もう、抵抗する気すら起きない。
俺は絶望に浸っていた。
「翔真、幼少期女の子みたいだね」
「…………は?」
「かわいいでしょ!? お気に入りなの!!」
待て待て。親でもないのになぜ俺の幼少期の写真を奏が持っている!?
俺は奏のけーたいを覗き込む。
そこには、小さい頃の俺がいた。砂場で遊ぶ満面の笑みの俺が。
「ぅわぁぁあああああああああ!!!!!!!!!」
絶叫ものである。

