「『演劇部から』」
演劇部?
三つの中で一番古いものを開く。すると、短い文が出てきた。
…?
意味が理解できず、次に古いものを開く。
「『借りた』」
…?
また短い文だ。
俺は最後に、一番新しいメールを開く。
「『翔真に似合いそうな巫女コスプレ衣装』」
ご丁寧に画像付きだ。
「…っ…!!」
俺から血の気が引いていくのがわかる。
まずい、今日帰ったら絶対に着させられる!!
画像には満面の笑みで巫女服を持っている奏が映っていた。
なんていい笑顔をするんだこいつ!!
「ただいまー」
「何してるんですか? 翔真さん」
「絶望」
「「何があった(んですか)?」」
聞かないで…。言いたくないよ。この絶望を…現実を信じたくないよ。

