「飲み物とってきます。あ、おふたりの分も持ってきます」
「え、それはダメだよ。三つも持てないでしょ? 僕もついて行くよ」
「俺も行こうか?」
「大丈夫。翔真は何がいい?」
「コーヒー」
「了解」
注文を終えた俺たちはしばらく世間話をしていた。本当に他愛もない話。互の家族の話とか、将来のこととか。
俺は一人残されたので携帯を開く。
待受には十字架。
おい、趣味悪いとか言うな。
その待受のしたの方に何かが表示される。
『メール3件』
昼時にメール………。母親か?
俺は疑問に思いながらメールの受信BOXを開く。
そこには『奏』の文字がいくつか連続で並んでいた。
学校だろ!? あいつ!! 何してんの!?
そんな疑問を抱いたが、すぐに消えた。
そういえば今日はずっと焔たちとメールのやり取りをしていたのだ。俺にもメールを送ってきても不思議じゃない。
授業中にメールは感心しないが……。

