俺、一応男ですが?

『それでいいって』

「ん。お前何時頃帰ってくるの?」

『いつもどーり4時半かな』

「あそ。その友達(?)はいつ来るの?」

『今友達の後ろにハテナマーク付けなかった? 4時半。一緒に帰るから』

「その時間なら俺間に合うわ。そいつ、洋菓子と和菓子どっちが好き? あと好きな飲み物は?」

『えっとね~…洋菓子と紅茶だって』

「ずいぶん優雅だな。まぁいいや。準備する」

『ありがと~』

「じゃぁな。授業真面目に受けろよ」

『は~い』



「「お母さん…?」」


俺が電話を切ると俺のそばにいた二人が首をかしげて同じことをつぶやいた。

お母さんって…せめてお父さんが良かった。

「翔真さんって…面倒見いいですね」

「翔真、兄弟いないのにね」

「うっせぇ。妹みたいなのがいたからな」

「近所の子ですか?」

「幼馴染」

「かわいいよ。翔真の彼女ぉぉおおおお!!!?」

俺は気がついたら焔の腕を締め上げていた。

いかんいかん。