俺、一応男ですが?

「じゃぁ…メイド服とドレスとチャイナと着物、どれがいいですか? ほかにはナース服とかありますよ」

「待って。選択肢に入っている着物はやっぱり女物?」

「もちろん」

たくさんの選択肢を出されても男ものの服がないという絶望感。

何この状況。誰か助けて。そしてなぜ生徒か誰も来ない。いくら早い時間だとしても少しは来るだろ。

「着物の場合、黒の花柄、青の…」

「待って説明いらない!! 俺たちはどれも着ないからね!?」

「え!? じゃぁ選択肢にはない巫女服を着てくれるんですか!?」

「なんでそうなるの!?」

「あのさ…僕帰っていい?」

「授業あるだろ!?」

「もう授業なんてどうでもいい。とりあえず貞操を守りたい」

焔の目が絶望に満ちていた。俺も絶望に満ちた目をしていることだろう。

ほんと…誰か助けて!!!!