「いいこにしてたら、ご褒美やるから…!!」
思わず口走る俺。はっきり言おう。これ以外に奏を止めるすべを思いつかなかったのだ。
「本当?」
肩紐から手を外して聞き返してくる奏。
俺は少しホッとして返事をする。
「もちろん、何がいい?」
まだ純粋(多分)な子供。これくらいで釣られてくれてお兄さん嬉しいよ。いや、知らない人に「お菓子あげるよ」とか言われて簡単信じてついて行かれたら困るけど。
「翔真の童貞…あれ? バージンだっけ?」
いつからこの子はこんな子に育ったのだろう。
「できれば早めにくれるとうれしいなぁ」
「無理。絶対無理」
「なんで? 世間体を気にしてるなら大丈夫だよ? もう高校生だからそうゆうお年頃だし」
俺が心配しているのはそこじゃない。うちの両親による怒り狂った説教等を気にしているんだ。もしかしたら殺されるかもしれない。
いい子にしてもらっても一時しのぎ。そのあとにも恐れていたものが来る。
どうすればいいんだよ。誰か教えてくれ。
思わず口走る俺。はっきり言おう。これ以外に奏を止めるすべを思いつかなかったのだ。
「本当?」
肩紐から手を外して聞き返してくる奏。
俺は少しホッとして返事をする。
「もちろん、何がいい?」
まだ純粋(多分)な子供。これくらいで釣られてくれてお兄さん嬉しいよ。いや、知らない人に「お菓子あげるよ」とか言われて簡単信じてついて行かれたら困るけど。
「翔真の童貞…あれ? バージンだっけ?」
いつからこの子はこんな子に育ったのだろう。
「できれば早めにくれるとうれしいなぁ」
「無理。絶対無理」
「なんで? 世間体を気にしてるなら大丈夫だよ? もう高校生だからそうゆうお年頃だし」
俺が心配しているのはそこじゃない。うちの両親による怒り狂った説教等を気にしているんだ。もしかしたら殺されるかもしれない。
いい子にしてもらっても一時しのぎ。そのあとにも恐れていたものが来る。
どうすればいいんだよ。誰か教えてくれ。

