俺は奏が出てきたと同時に門を開け、中に入る。
「はい、捕まえた」
「げっ」
「げっ、はないだろ? 女なら『キャ』とかさ」
「……キャーおまわりさん助けてー」
「ずいぶんやる気のない被害者だな」
ま、やる気があっても困るけど。
俺は奏の手首をつかんだままその手にプリンの入った袋を持たせる。
「ん、やる」
パァっと明るくなる奏。そんなにプリンが食いたかったのか。
「翔も一緒に食べよう!?」
「はいはい。でもいいの? 男を家にあげて」
「いいの!! 翔はそんなことしないし―――!! ……きっと」
最後に『きっと』が付いたのは少し不安になったからだろう。
俺は奏に手を引かれながら家の中に入った。
「はい、捕まえた」
「げっ」
「げっ、はないだろ? 女なら『キャ』とかさ」
「……キャーおまわりさん助けてー」
「ずいぶんやる気のない被害者だな」
ま、やる気があっても困るけど。
俺は奏の手首をつかんだままその手にプリンの入った袋を持たせる。
「ん、やる」
パァっと明るくなる奏。そんなにプリンが食いたかったのか。
「翔も一緒に食べよう!?」
「はいはい。でもいいの? 男を家にあげて」
「いいの!! 翔はそんなことしないし―――!! ……きっと」
最後に『きっと』が付いたのは少し不安になったからだろう。
俺は奏に手を引かれながら家の中に入った。

