「大丈夫!!!! これから頑張って穢れていくよ!!」 出来ることなら穢れないでほしい。 胸を張って宣言する奏。 頑張って穢れてどうする。頑張って穢れないようにするのが普通じゃないのか? 「だって、翔も穢れてるんでしょ?」 「いや、まぁそうですけどね…」 俺はその場にしゃがむ。 たしかに穢れてると言えば穢れているが…。仕方ないじゃないか。男子だし。大学生だし。これでもマシなほうだよ。 俺は自分を少しだけ慰めた。悲しい人みたいだ。