俺、一応男ですが?

「奏、どうした? なんかおかしいぞ」

「気にしたら負けだよっ!!」

何に負けるんだろう。

そんな疑問が浮かんできた。

奏は皿が洗い終わったのか、手を水ですすぎ、パタパタと走って二階へ上がった。

行動速いな…。成長したよ。


でも、二階のの部屋に行くのはいけないよ。   



二階には俺の部屋と、鍵のかかった俺の両親の部屋しかないんだから。



カギのかかった部屋には入れないし…。そうなると必然的に俺の部屋に入ることになる。