「家どこだ?」 今、思ったけど…龍也って…容姿めちゃくちゃカッコいいんだぁ… 私と並んで歩いちゃダメじゃない? 「おいっ!聞いてんのか?」 あっ! 話しかけられてたんだ… 「ごめん…えっと…この先真っ直ぐ行って公園があるからそこを右に曲がったらある」 しばらく歩いて行くと…家が見えてきた 「なぁ…ここか?」 「そうだよ?」 「でかいな…」 プッ…口がポカーンってなってるよ。 「あがって?今は、お母さんもお父さんも兄貴もいないから」 「あぁ」 そんなやりとりをしながら龍也を家に入れた。