僕は英里の笑顔と沙英の寝顔を久しぶりにみて満足していた。



でも頭の片隅には、菜々がいた。


僕にとって菜々はもうただの後輩ではない。

でも、美紀子の時のように英里を苦しめるわけにはいかない。