「ん?どうした~?えっと……」 人懐っこい笑顔を向けながらあたしとアキの顔を見つめる。 「あたし3-Cの佐川です!で、こっちは同じクラスの……」 そういいながらアキは彼女の背中に隠れていたあたしを振り返るように見た。