『で?いつまでそこで泣いてるわけ?』


大好きな彼にフられて、誰もいない夜の教室に1人、机に突っ伏して泣いてる私の頭上から不機嫌な声が聞こえてきた。


その声に反応するように、ゆっくり顔を上げた私はその時ようやく窓の外が暗くなってることに気付いたんだ。