体中が熱かった。
何も考えられない。
ユウのこと以外は。
「マナが好きだ。死んじまいそうなくらい好きだ。もう、どこにもやらない。どこにも、帰さない」
甘いささやきに身体が震える。
「うん…そうしてもいいわ。ユウと一緒にいる。ずっと、ずっとよ。もう、どこにも帰らない……」
ほんの一瞬、マナの脳裏にはフジオミの言葉が甦ったが、それもすぐに消えた。
初めての行為に衝撃を受け、思考は冷静には働かなかった。
きつく抱きしめ、キスを繰り返すユウにしがみつくこともできずに、ただ身体を預けていた。
「我慢、できないよ、マナ。俺だけのものにしたい。独り占めしたい。これじゃ、足りない」
「どうすればいいの? どうすればあたし、ユウだけのものになるの…?」
「セックスするんだよ」
その言葉なら、マナも知っていた。
生殖行為(セックス)。
ドームでの〈学習〉の中で出てきた。
子供をつくるのだ。
未来へ繋がる新しい生命を。
ユウと自分で。
「そうすれば、あたし、ユウだけのものに、なれるの?」
「ああ。しても、いいか…?」
そのとき初めて、マナは腕を上げてユウを抱きしめ返した。
ためらいはなかった。
「いいわ――」
何も考えられない。
ユウのこと以外は。
「マナが好きだ。死んじまいそうなくらい好きだ。もう、どこにもやらない。どこにも、帰さない」
甘いささやきに身体が震える。
「うん…そうしてもいいわ。ユウと一緒にいる。ずっと、ずっとよ。もう、どこにも帰らない……」
ほんの一瞬、マナの脳裏にはフジオミの言葉が甦ったが、それもすぐに消えた。
初めての行為に衝撃を受け、思考は冷静には働かなかった。
きつく抱きしめ、キスを繰り返すユウにしがみつくこともできずに、ただ身体を預けていた。
「我慢、できないよ、マナ。俺だけのものにしたい。独り占めしたい。これじゃ、足りない」
「どうすればいいの? どうすればあたし、ユウだけのものになるの…?」
「セックスするんだよ」
その言葉なら、マナも知っていた。
生殖行為(セックス)。
ドームでの〈学習〉の中で出てきた。
子供をつくるのだ。
未来へ繋がる新しい生命を。
ユウと自分で。
「そうすれば、あたし、ユウだけのものに、なれるの?」
「ああ。しても、いいか…?」
そのとき初めて、マナは腕を上げてユウを抱きしめ返した。
ためらいはなかった。
「いいわ――」


