「もうすぐ時間だ…」

「そうか。」

「お迎えが来るの。今までありがとう大地。」

「こちらこそ!」

ぎゅっ

2人で抱き合った。
俺は小さな舞の体を今までで一番優しく抱いた。

「舞、ほかの所でめちゃんとご飯たべろよ。」

「うん。」

「元気にしてろよ。」

「うん。」

「俺の事忘れんなよ。」

「…そっちこそ!」

あぁ、舞の事は一生忘れない。