恋は永遠に

「瑛のためでもあるのよ。瑛だって兄妹だって知ったら別れるわ」


お母さんは瑛の何を知ってるの?

なんでそんな風に思えるの??


「瑛は、絶対別れない!!」


そんなことない!

瑛は私のことを愛してる。

絶対に別れないって言ってくれる!!


「・・・もういいわ。明日になったらわかることだし。ご飯食べましょう」


こんな状態なのにご飯なんて食べれるわけない。

口にできないよ。


「ごちそうさま・・・」

「あれ?姉ちゃんもうお腹いっぱい??ダイエット??」

「う、うん。そうだよ」


そのまま部屋へ行く。


「ほんとにダイエット??」





「・・・嘘だよ・・・ね・・・」


もう泣くしかない。

泣いても兄弟という関係は消されない。

でも、泣く以外に何もすることがない。


「うあぁああーーん!」


涙をどれだけ流しても

何の意味もない・・・。