恋は永遠に

「だからね?別れ・・・――」

「もういい!!!!」


もう、お母さんに何言っても

わかってくれない。

別れたくないって思いを

お母さんはわかっちゃくれない。

もう知らない!!

お母さんなんて・・・

お母さんなんて・・・


「大っ嫌い!!!」


真希はそのまま台所から出て行った。


「真希!!」


真希は階段を上って自分の部屋にこもる。

ドアを開けないように鍵を閉めた。

今まで鍵に手をつけなかったのに

今はじめて鍵をかけた。


「真希、開けなさい」

「いやだ」

「お願い、お母さんの言うこと聞いて」

「もう聞かない」

「真希!!」

「もう知らない!お母さんなんて知らない!!」


真希はベッドの布団にもぐった。

もう何も聞きたくない。

誰も喋らないで。


「真希!!」

「何も言わないで!!!」

「聞こえるならいいわ、聞いて」


聞きたくない聞きたくない。


「その上田瑛くんね?」


何も言わないで。


「あなたのお兄さんなの」


何も・・・聞きたくな・・・い