「はい!終わり!服着て」

「早っ!ま、いっか」


瑛はそこら辺に脱いだ服を着る。

瑛の体、すごくスタイルいいな。

私なんかこんなに・・・。

と言って自分のお腹を触る。


「・・・なにしてんの?」

「へぁ!!?」

「自分の腹なんか触って」

「え、だってこんなに肉ついてるから・・・女の子としては・・・・・・」

「真希すごくスタイルよかったけど」

「嘘だー、絶対太ってるって思ったでしょ?」

「思ってねぇって」

「嘘だ」

「ホント」

「嘘だ」

「ホ・ン・ト」


嘘をついてないという目をして真希を見る。

・・・嘘ついてないか・・・な?


「わかった、信じる~」

「やっと信じた」


えへへ、と言って瑛に抱きつく。


「また来年、俺ん家でクリスマスパーティーしような?」

「うん。プレゼントも持って、ケーキも作ってて、料理も豪華で・・・」

「来年は一人で作ってくれよ?」

「えぇえー!!」

「嘘」

「瑛よく嘘つくー!!やっぱさっきのも太ってるって思ったんでしょ!!?」

「思ってねぇから」

「ふーん・・・」

「わかった?」

「わかった☆」


抱きついた。

来年も・・・瑛と一緒。

すごく楽しみだな。