恋は永遠に

「うー疲れた~」


真希は勢いよくベッドに倒れ込んだ。

今日は散々だった。

アイスだけのはずがプリクラ撮ったり、カラオケ行ったり。

おかげで財布の中スッカラカン!!!

望のばかぁーーー!!


「んー、風呂入ろっかなー?」



よいしょ、とベッドから立ち上がり部屋から出ようとしたら、


――ブブブ――


携帯が震えている。


「あ、電話」


そっと携帯を手に取ると、見覚えのない携帯番号。


「え!!?これ誰!!?」


真希は電話に出ようか出まいか慌てている。

ええい!出ちゃえ!!

ピッとボタンを押した。


「あーもしもし?」

「もしもし」


げっ!!よりによって男!!

嫌だな~~。

と頭の中で愚痴を言う。


「もしもし?」

「あ、はい!えっと、どちら様でし――」

「えと、望?」


――はっ?――


の、望ぅーー!!

もしかして望の元カレ!!!?

だとしてもなんで私の携帯に??