夏休みも終わって学校が始まった。

あっというまだった。

中間・期末テストも過ぎてそろそろ文化祭が近づいた。

みんな文化祭に力を入れていて楽しい文化祭になりそう。






「あ、亮!こっちこっち!」


望は今真希と一緒に瑛と亮を待っていた。

二人を使って飲み物を買いに行かせていたのだ。


「たっく、俺たち使いやがって」

「まぁまぁ、いいじゃん。今日ぐらい」

「いつも!の間違いじゃねぇ?」


そんな文句を言いながら飲み物を真希に渡す。


「瑛のクラスって何なってるの?」

「なにか」

「なにかってなによ」

「お前はどんなのやってるんだよ」

「私のクラス??」

「喫茶じゃなかったっけ??」

「そうそう!!」


覚えてなかったのかよ!、と言って真希を殴る。


「いった!」

「ほんとー、自分のクラスのことぐらいねー」

「おもしろいね、真希って」

「亮まで笑うことないじゃんー」


周りはみんな笑う。

みんなのばかーーーー!!